市販の猫用ゲージには様々な種類があって我が家もポコくんを飼う前に色々吟味しまして、どのゲージを購入すれば猫ちゃんが快適な暮らしができるかを考えに考えて選びました。
そこで我が家が購入した猫ゲージを紹介したいと思います。
これから猫を飼おうと考えている方の参考になれば嬉しいです。
Contents
我が家のゲージ
我が家のゲージを紹介します。
【猫幼少時代】
我が家が一番最初に買ったゲージはこれです。
petioから発売されている猫ゲージ
なぜこれを選んだかというと、ただおしゃれだったからですね。
猫ゲージって機能性重視で見た目が野暮ったいものがほとんどですがこれは少しスタイリッシュに感じました。
組み立ても簡単で大人ひとりで小一時間で出来上がりました。
女性の場合でもひとりで問題ないかと思います。
右側に猫ドアがあるんですがうちの猫たちはほぼ使わないです。
それと多機能ステップは2つ付属しており、トイレや隠れ家、ベッドとして使えるんですが我が家ではベッドとしての需要しかなかったです…
【猫成猫時代】
前述のpetioの猫ゲージですが幼猫期ならなんの問題もなかったんですが、ポコくんが成長するに連れて狭くなってきたんですね。
そこで見た目にこだわらず大きいサイズの猫ゲージの購入を検討しました。
その結果このアイリスオーヤマの猫ゲージ、コンビネーションサークル2段セットにしました。
これはなんせ大きい!
1階部分にトイレ、独立型の爪とぎを置いても十分に面積がありポコくんもマメくんも悠々自適に動き回れます。
組み立ても簡単ですし、別途パーツを購入すれば縦にも横にも拡充することができます。
猫は高いところが落ち着く動物ですので、我が家では縦に増やすために
これを購入して3段使いをしております。
結局マメくんも同じように大きくなってきたためマメくん用にも同じものを購入しました。
かなりの存在感ですね…

猫用ゲージの選び方
我が家は2LDKの間取りでリビング、寝室、書斎兼物置として使っていたのですが、猫を飼い始めてから(というよりも多頭飼いを始めてから)書斎兼物置の物置部分を整理しまして猫部屋兼書斎にレイアウト変更しました…
ゲージが大きいもので、しかも3台あります…
市販の猫用ゲージには色々なサイズや特徴があって、決して安いものでもないので初めて猫を飼われる人にとってはどれを買うべきなのか迷ってしまいますよね。
そこで我が家の体験談からどのゲージを選ぶべきか押さえておきたいポイントを説明します。
ゲージのサイズで選ぶ
当たり前ですが…猫ゲージのサイズは部屋に収まるサイズであること
また猫が動き回りやすい(ゲージの中を移動しやすい)ものであることが大事です。
猫は比較的自由を好みますので長時間狭い場所に閉じ込められた状態ですと、ストレスや不安を感じてお腹を下したり、トイレの粗相をしてしまったり、体調不良になったりします。
飼い主の団長が仕事で出かける際、成猫になったポコくんをpetioのゲージに入れて長時間閉じ込めた際はお腹を下してました。
広さに余裕のある大きいサイズのゲージであれば猫が動き回りやすいだけでなく、成猫になった場合や多頭飼いの場合においてもおすすめできますし、トイレや独立型の爪研ぎ、餌皿などもストレスなく置くことも可能です。
逆に狭いゲージはスペースを取らなかったり少し入れておいたり、子猫の間はゲージ内を移動しやすくて良いのですがどちらにせよすぐに成猫になりますので、最初から大きめのゲージを買っておけばよかったと後悔しました。
これに関しては猫によって好みもあるのでどちらが良いのかは言い切れないですが我が家の経験談からはどうせ小さいゲージを買っても大きいゲージが欲しくなると思いますので最初から大きいゲージを購入しておいた方が無駄な出費もしなくて済むのではないかと思います。
ゲージの高さや階数で選ぶ
猫ゲージを選ぶ際は広さもさることながら高さも大事です。
2段〜3段の高さのあるゲージは猫にとって上下運動になり、ストレス解消や運動不足解消になります。
高さとしては2段あれば十分ですが我が家の猫たちには3段のゲージにしてます。
猫ゲージは本当に必要か
猫ゲージについては飼い放すので必要がないという人もいれば何かと心配なので必要だという人もいます。
我が家は後者の方で、比較的家を空ける時間が多い時があるので心配なのでゲージは必要だと考えてます。
家に来たばかりの子猫用に必要
家に来たばかりの子猫に猫用ゲージが必要です。
子猫は飼い主さんの想像以上に思わぬ行動をします。ゲージに入れずに放っておくと姿を見失ったり、見えないところでコンセントをかじって火傷したり、床に落ちているゴミを口にしたり、家の中は子猫にとって危険な場所や状況ってたくさんあります。
また猫は警戒心の強い動物ですので、新しい家などなれない環境下にいると不安を感じてストレスの原因になることもありますので、迎え入れた際にはやはり子猫をゲージに入れて落ち着かせて、徐々にゲージがら出す時間を増やしていき、部屋に慣れさせてあげましょう。
ちなみに我が家のポコ、まめ、てんてんは3匹ともすぐに部屋に慣れてしまって迎え入れて2日目くらいからは、我が物顔で我が家を牛耳ってますので、猫の個体差にもよるのですが…
ほかのペットがいる時に必要
ゲージはほかのペットから隔離しておくのにも有効です。
特に多頭飼いの際の最初は絶対に必要です。
我が家の失敗はマメくんが家に来た時に先住猫のポコくんとゲージ無しに直接対面させてしまい、ポコくんは異常に威嚇し、その後塞ぎこんでしまいお腹を下しておりました。
縄張り意識が強い猫なので先住猫は新入り猫に縄張りを荒らされると思い非常に警戒するのです。
そして仲良くなるまで相当時間を要しました…
もっと最初から新入り猫をゲージに入れて会わせるなど段階を踏んであげれば…と今でも後悔しております…ちなみに今は仲はいいですよ!
また感染症などの病気にかかった場合などもゲージがあれば、ほかのペットと隔離しておけるので感染を防げます。
外出時、来客時に必要
猫を飼い放したまま外出すると部屋を荒らされたりすることがあります。
特に多頭飼いの場合は荒らされがちです…
ゲージに入れておくことで部屋を荒らされたり、誤飲を防いだりすることを防げます。
来客中なども猫がお客さんのいる部屋に来ることを防げます。来客者全員が猫を好きなわけではないので。
ゲージで飼う際の注意点
最後に猫用ゲージで飼う際の注意点を紹介します。
猫との信頼関係を築くのはなかなか大変です。猫にとってどのような環境や空間がベストなのかを考えましょう。
長時間閉じ込めるようなことはやめましょう
自由を愛する猫のため外出時以外長時間ゲージに閉じ込めるようなことはやめましょう。
広いゲージであっても自由に動ける範囲が限られており、自由な行動ができない時間が多くなると猫にとってストレスになります。
マメくんもゲージに入れる時間が多くなった際は血尿が見受けられることがありました。
ゲージの外に出してあげる時間をできるだけ多く取ることが大事で、出してあげた時は思い切り愛情を持って可愛がってあげましょう。
猫ゲージはどこに置くべきか
猫ゲージは猫にとって心休まる場所でないといけません。
外の景色を見たい猫は多いので窓際に置くのがオススメですが、猫は温度差に敏感な動物ですので夏は直射日光が当たるような場所は熱中症の原因にもなるので避けてあげましょう。
また冷暖房が直接当たる場合などは風向きを変えるなりしてあげる配慮も必要です。
1年を通してゲージを同じ場所に固定することなく季節ごとに場所を変えてあげることも猫にとって良い環境と言えるでしょう。
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